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ウイグル族22人が密出国 1人射殺21人逮捕

2014年12月26日

 

【新唐人2014年12月26日】

台湾人女 HSBCで偽証明書提示で逮捕

 

香港の地区裁判所は12月23日、台湾人女の書類偽造の罪が成立したと裁定しました。来年1月22日に判決が下されます。

 

ラジオ・フランス・アンテルナショナルによると、今年60歳の台湾人の華立慧(かりっけい)と他の3人が、今年3月26日、香港上海銀行で30兆ドルの預金証明書類2枚を提示し、江沢民の妹の代わりに取引を行っているとして銀行上層部との面会を求めました。しかし、職員が調べた結果、証明書類は偽物であるのが判明し、警察に通報しました。

 

香港地区裁判所は23日、華立慧が偽造証明書を使って香港上海銀行の職員を騙そうとした罪名が成立したと裁定しました。

 

ウイグル族22人が密出国 1人射殺21人逮捕

 

ラジオ・フリー・アジアによると、21日、ウイグル族と見られる22人が広西チワン族自治区から国境を越えようとした際、埋伏していた中共警察に包囲され、一人が射殺され、残りの21人は逮捕されました。

 

海外のウイグル人組織「世界ウイグル会議」の報道官は、目下ウイグル族は極力中国から脱出しようとしていると示しました。また、今回の事件の原因は複雑であると述べたうえ、中国からの脱出を試みた者に対し武力を使う中共当局に懸念を示しました。脱出者は増える一方であるとも示しました。

 

官製メディア「新華社」も事件を報じたものの、22人の身元については明かさず、「宗教極端分子」であるとだけ伝えました。

 

山西陳情者 地元に連れ戻された後死亡

 

山西省大同市の農民、杜広(とこう)さんは、地元政府の土地不法占拠に抗議するため、何度も北京に赴き陳情を行いました。今年5月10日、地元政府職員によって北京から連れ戻され、地元派出所に拘束されましたが、その後、道端で遺体となって発見されました。

 

ラジオ・フリー・アジアは杜さんの息子の話として、地元政府の職員が派出所から杜さんを連れ出し、1キロ離れた場所で鉄パイプで殴り殺したと伝えました。

 

杜さんの息子によると、父親の遺体は頭部に4センチほどの傷口が2か所あり、右目の眉骨(びこつ)も骨折しており、体に多くの損傷がありました。犯人はすでに逮捕されましたが、背後の黒幕はまだ法の裁きを受けていません。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/25/a1163830.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/李)

 

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